コロナ症状別に見た治療法・治療薬

入院が必要と判断されると、症状の重さに応じて治療薬の点滴や酸素投与、人工呼吸器や体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)による治療などが行われる。エクモは病状が悪化した肺を休ませるため、機械で肺の機能を代替する人工肺だ。高度な知識・技術が必要で操作できる医療従事者は限られる。

治療薬は現在国内で4種類が認められている。抗ウイルス薬「レムデシビル」、抗炎症薬「デキサメタゾン」、リウマチ薬「バリシチニブ」の3つは別疾患用の薬の転用だ。7月に厚労省が特例承認した中外製薬の抗体カクテル療法で使う「ロナプリーブ」は新型コロナ用に開発された。

装置の画像は泉工医科工業提供

 

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