大腸炎にやさしい料理レシピ集

大腸炎にやさしい料理レシピ集
大腸炎にやさしい料理とレシピ(2人分の目安)
料理名 目的 / 効果 材料(2人分) 作り方(手順) ポイント / 注意
白がゆ 消化負担を減らす、胃腸を休める 白米 1/2合、水 600〜700ml、塩 少々(または昆布だし) 1. 米を洗い、鍋に入れる。
2. 水を加え、強火で沸騰させる。沸騰後は弱火にして30〜40分煮る。
3. 好みで塩少々で味を調える。柔らかめが良い。
よく煮て柔らかくする。味付けは薄めに。脂っこいトッピングは避ける。
やわらか蒸し鶏(鶏ささみ) 低脂肪でたんぱく補給、消化が良い 鶏ささみ 2本、塩 少々、酒 大さじ1、水 100ml 1. ささみの筋を取る。
2. 耐熱皿にささみを並べ、酒と水をかけラップをする。
3. 電子レンジ(600W)で約3〜4分加熱し、余熱で火を通す。薄く裂いて提供。
香辛料や脂の多いソースは避け、必要なら少量のポン酢やだしで風味付け。
にんじんとジャガイモのやわらかスープ ビタミン補給、食物繊維は少なめに調整 にんじん 1/2本、ジャガイモ 小1個、だし 400ml、塩 少々 1. にんじんとジャガイモは皮をむき小さく切る。
2. 鍋にだしを入れ柔らかくなるまで煮る(約15〜20分)。
3. ブレンダーや裏ごしで滑らかにし、塩で味を調える。
繊維が気になる場合は裏ごしして滑らかに。温かくして提供。
白身魚のやわらか煮(例えばタラ) 良質なたんぱく、低脂肪で消化に良い 白身魚切り身 2切れ、だし 200ml、酒 大さじ1、塩 少々 1. 鍋にだしと酒を入れて温め、魚を入れる。
2. 弱火で5〜8分煮て火を通す。
3. 骨があれば取り除いて提供。
刺激のある調味(唐辛子・生姜大量など)は避ける。皮や衣は取り除く。
豆腐のとろみあんかけ 消化しやすい植物性たんぱく+やさしいとろみで食べやすい 絹ごし豆腐 1丁、だし 250ml、片栗粉 小さじ1(水で溶く)、塩 少々 1. 豆腐は一口大に切り器に入れる。
2. 鍋でだしを温め、片栗粉液でとろみをつける。
3. とろみがついたら塩で調え、豆腐にかける。
一気に冷やさず、冷め過ぎない温度で。ネギや薬味は少量にする。
やわらかかぼちゃのピュレ 消化が良くビタミン補給、甘味あり食べやすい かぼちゃ 200g(皮を除く)、水 適量、塩 ごく少量(またはだし) 1. かぼちゃを一口大に切り、柔らかくなるまで蒸すか煮る。
2. フォークでつぶすかブレンダーでなめらかにする。
3. 必要なら少量のだしや湯でのばす。
繊維が気になる場合は完全に裏ごしして滑らかにする。
やわらかうどん(薄味のつゆ) 炭水化物補給、刺激少なく喉越し良し 乾うどん 2束、だし 400ml、塩 少々、薄口醤油 小さじ1 1. うどんを表示より短めに茹で、よく湯切りする。
2. だしを温め、塩と醤油で薄く味付けする。
3. うどんを器に盛り、温かいつゆをかける。
ネギや揚げ物トッピングは控えめに。消化が悪ければ柔らかく茹でる。
バナナとプレーンヨーグルト(無糖・少量) 腸にやさしいエネルギー補給(ただし乳製品の許容を確認) 熟したバナナ 1本、プレーンヨーグルト 無糖 100g(乳製品が苦手なら除く) 1. バナナをつぶしてヨーグルトと混ぜる。
2. 必要なら常温に戻して提供する(冷たすぎない方が刺激少ない)。
乳製品で症状が悪化する人は避ける。少量から試すこと。
さつまいもペースト(蒸し) エネルギー源、胃腸にやさしい甘み さつまいも 小1本(約200g)、湯またはだし 適量 1. さつまいもは皮をむき、適当な大きさに切る。
2. 蒸すか柔らかくなるまで煮る。
3. フォークでつぶし、必要に応じて湯でのばす。
食物繊維が気になる場合は完全に裏ごし。甘味は自然の範囲で。

**注意:** 大腸炎の種類や重症度、投薬状況によって食事の許容が異なります。急性期(強い下痢・出血・激しい腹痛など)の場合はまず絶食や医師の指示に従ってください。ここに挙げたレシピは一般的に「刺激が少ない」調理法・材料の例であり、個別の診療に代わるものではありません。不安な場合は主治医または栄養士に相談することをおすすめします。

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