映画「Blue Priod」

映画を見てきた。
漫画をみた時の、感動はなかった。
なぜが言葉のひとつひとつが心にささらなかった。
映画は漫画に寄せていたけど、なにかちがうと思ってしまった。
映像はきれいだけど、心にはひびかなかった。
漫画の場合は、自分自身の受験の時の思い出とリンクしていたから、言葉が心にささってきたのかもしれない。
映画では、映像がまとまりすぎていて自分の記憶がでてくる隙間がなかった



映画レビュー:ブルーピリオド(Blue Period)

映画レビュー:ブルーピリオド(Blue Period)

公開:2024年8月9日(日本) / 監督:萩原健太郎 / 上映時間:約115分

人気漫画を実写化した本作は、主人公・矢口八虎が絵に目覚め、美術大学受験へと突き進む姿を描く青春ドラマ。原作の「制作する過程」と「情熱の揺れ」を、映像でどう表現したかが見どころです。

あらすじ(簡潔)

成績優秀で友人にも恵まれた高校生・八虎は、ある絵に出会ったことをきっかけに美術の世界にのめり込む。情熱と不安、仲間との衝突を経て、彼は自分の表現を探していく。

長所(Pros)

  • 絵や美術制作のビジュアル表現が丁寧で、作品自体を見る楽しさがある。
  • 主演・眞栄田郷敦の表情演技が、内向的な情熱を説得力をもって伝える。
  • 原作ファンにも嬉しい「モチーフの再現」や美術制作のディテールが豊富。

短所(Cons)

  • 2時間弱に凝縮したため、原作の細かいエピソードや仲間たちの掘り下げが薄く感じられる部分がある。
  • 「制作過程」を画面で表現する難しさ上、観客によっては感情移入の深さが変わる。

演出・映像

撮影・美術面では、多数の絵画とスタジオワークにより現場の熱量を再現。モンタージュやクローズアップで制作の過程をリズミカルに見せる演出が多く、視覚的な満足度は高い。

総合評価

7.5 / 10 — 原作の魅力と主演の熱演によって観る価値のある青春映画。原作やアニメを既に知っている人は細かい改変に賛否が分かれるが、"芸術に目覚める瞬間"を映像で味わいたい人には強くおすすめできる。

こんな人におすすめ

  • 美術・表現に興味がある高校生・大学生。
  • 原作(マンガ/アニメ)を愛するファンで、実写化の出来を確かめたい人。
  • じっくり人物の変化を追う青春ドラマが好きな人。

キャスト(主な配役):眞栄田郷敦(矢口八虎)/高橋文哉/板垣李光人/桜田ひより 
原作:山口つばさ / 配給:ワーナー・ブラザース映画

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