「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)診療の手引き・第5.1版」(https://www.mhlw.go.jp/content/000801626.pdf)によると、重症とは「ICUに入室あるいは人工呼吸器が必要」な状態のことを指します。
ニュースでも、「人工呼吸器」という言葉が連呼されていますが、実は一般の人に、その管理の実態はあまり知られていません。
想像したくないと思いますが、たとえばみなさんがCOVID-19にかかってしまって、自宅療養中に酸素飽和度(指に挟むパルスオキシメーターの測定値)が低くなってきたとしましょう。これは体の中にうまく酸素が取り込めていないということを意味します。この時点で、保健所に連絡をして、入院の段取りをすすめてもらいます。自治体によってこの速度の差があるのは、報道されている通りです。大阪府では、「中等症II」(下図)にならないと実質的に入院できません。
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