Fedora21
リリースは8月予定。yumからHawkeyが主流に。(yumは開発者がなくなっているらしい)
- Python 3をデフォルトに (今は2)
- gnome-packagekitにかわって、AppInstallerをデフォルトに
- ARMをi686, x86_64にならぶ、プライマリアーキテクチャに。これにより、すべてのパッケージがARMでコンパイルされる
- BluetoothスタックのBluezが4から5に
- 異なるアプリケーションで使う暗号化ポリシーを共通に。この件のオーナーはNikos Mavrogiannopoulos。Level-128, Level-256, ENISA-FUTURE, SUITEB-256などのセキュリティレベルを設定し、まとめて各暗号方式での最低受け入れ鍵長やハッシュ方式などを選択できる。これは名前がシンプルで呼びやすく、わかりやすくていいかも。ENISA-FUTUREってアバウトな。
- (F20Boost154)
- FormatSecurityは、gccの"-Werror=format-security"オプションをすべてのパッケージに適用して、文字列の形式上の脆弱性を排除
- HeadlessJava - Fedoraのサーバーインストールでは通常、Xシステムまたはサウンドサブシステムはインストールされない。そのため、OpenJDKの一部を手足だけの部分パッケージにして、依存関係を縮小する。Fedoraのパッケージはjavaの全パッケージではなく手足だけの一部分だけをインストールすればよくなる
- jQuery - jQueryは何百万人のもJavaScriptの書き方を変えた、影響力のあるツール。歴史的な理由で、jQueryは必要とするアプリケーションがそれぞれコピーを持っていた。この変更で、システム共通のjQueryを共有する。IE6もサポートする1.xと、モダンブラウザだけをサポートする2.xの両方をサポートする (なんでIE6?)
- Kdump with secureboot - securebootが有効だとkexecとkdump が無効化されるが、この変更で有効にできるよう支援する
- LabeledNFS - secure LinuxでNFSクライアントとサーバの間でラベルを交換できるようにする
- NetworkManagerBonding, NetworkManagerBridging: NMがbondingとbridgeの設定を中断なくできるように
- NoBinDeps - パッケージが/bin, /sbin, /lib, /lib64以下のファイルに依存しないようにする (まだあったのか?)
- (NoDefaultSendmail), (NoDefaultSyslog) って、まだあったの?
- NoSetUidXorg - /usr/bin/Xorgバイナリからsetuidを取り除く
- PcscAccessControl - PCSCスマートカードへのアクセス制御を行う。不正な消去などを防ぐ
- Perl 5.18 - F20にも5.18.1が入っているけれど
- python-setup-tools 0.7 - なんか、細かい話だけど重そう
- Ruby 2.1 - F20でRuby 2.0が入り、Jrubyと並んでFedoraはRubyの先進プラットフォームに
- Ruby on Rails 4.0 - これはF20で実施されている
- Cloud Imageの提供
- Gnome デスクトップを、X Windowから作り直された新しいWindow環境のWaylandに移植する
- Web Assets: webサーバと言語とFlashとフォントの関連付け
- XorgWithoutRootRights: Xorgはrootで実行されるプログラムの大きな部分を占めている。このrootを削除する。
- IPAv3DNSSEC - FreeIPAにDNSSECを統合。セキュアゾーンをサポート
- Yesod Web FrameworkはHaskell言語のweb framework
- WildFly 8は JBossアプリケーションサーバの後継で、Java EE 7を実行できる(8じゃなく?)
- ntpdateは徐々に廃止。NSA の強化ガイドラインでも、ntpdを常駐にしないように推奨
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