ブレインフォグ

ブレインフォグとは
「ブレインフォグ」という言葉は、医学的に正確に定義されたものはありません。

ブレインフォグは慢性疲労症候群の患者さんにおいてはしばしばみられる症状で、「思考力の低下」「集中力の低下」「混乱」「物忘れ」「頭がかすむ」などを指します。

ブレインフォグの原因と対策
①基本的生活習慣の乱れ(運動不足と睡眠不足)
②炎症性のもの
感染性のもの
感染性でないもの

病原体による感染でもなくても、炎症が起きる場合があります

大部分は、乱れた食生活によって引き起こされます。

代表的なものは、トランス脂肪酸や砂糖です。
トランス脂肪酸やオメガ6系脂肪酸
グルテンやカゼイン
砂糖

③栄養不足によるもの

栄養素不足
脳が正常の状態で働くためには、多くの栄養素が必要です。

どの栄養素が不足しているのかどうかは、やはり医療機関での検査をおすすめします。
・ビタミンD不足
・葉酸不足、ビタミンB6不足、ビタミンB12不足
・マグネシウム不足
・ナイアシン、CoQ10、鉄不足
・ビタミンB1不足
・ホルモンの不足
・甲状腺ホルモン不足
・コルチゾール

■栄養素不足・ホルモン不足への対処法
この項目に関しては、採血や毛髪検査、尿中有機酸検査などを行わないと過不足の推定が困難です。

④毒物の蓄積によるもの
人体に悪影響をおよぼす、毒物は一度体の中に入ると、なかなか外に出ていってくれません。

そして、その毒物は、体内からずっと脳を攻撃しているのです。

代表的な毒物をあげます。
・水銀蓄積
・マイコトキシン
・アンモニアの蓄積

■毒物の蓄積への対処法
毒物に関しては、体になるべく入れない工夫が大切です。

■水銀やマイコトキシンへの対処
水銀であれば、大型魚を食べない、アマルガムがあれば除去する。

⑤血糖値の変動によるもの
砂糖などの血糖値を急上昇させるものを食べると、体はインスリンを出して血糖を下げようとします。

しかし、その下がり方がしばしば急であるために、低血糖になることも多く、そうすると、脳のエネルギーがなくなるのでブレインフォグの原因となります。

砂糖のみならず、白米や小麦製品も血糖値を急激に上げる危険な食品です。

■血糖値の変動への対処法
血糖の変動をなるべく少なくすることが大切です。

小麦や砂糖の含まれている食品やお菓子、飲み物を飲むことですぐ血糖値が急上昇してしまうために、避けることが大事です。

血糖値を上げないためには、野菜などの食物繊維をとることがひとつ対策になるでしょう。

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