Fedora10統合リポジトリの追加

【nVIDIAドライバの導入】

先日お伝えしたようにサードパーティーのリポジトリ(non-freeのパッケージを含んでいます)であるlivnaとfreshrpmsが統合されて「RPM Fusion」というリポジトリに変更されており,Fedora10用のパッケージが配布されています。

参考:Freshrpmsとlivnaのリポジトリが統合

STEP 1
まず,RPM Fusionのリポジトリを追加します(コマンドに修正しました)。

$ su -c 'rpm -Uvh http://download1.rpmfusion.org/free/fedora/rpmfusion-free-release-stable.noarch.rpm http://download1.rpmfusion.org/nonfree/fedora/rpmfusion-nonfree-release-stable.noarch.rpm'

STEP 2
下記のコマンドで,nVIDIAドライバをインストールします。ソフトウェアの追加と削除(PackageKit)で入れると,バージョンを間違える可能性があるので,yumコマンドを使う方が確実でしょう。

$ su
# yum install -y kmod-nvidia


これで依存するパッケージもインストールされます。

STEP 3
これで再起動すれば,nVIDIAドライバが有効になると思いますが,うまくいかない場合は,/etc/X11/xorg.confSection "Device"の部分に下記の行があるかどうか確かめてみましょう。

Driver   "nvidia"

nvvesaになっている場合は,nvidiaに書き換えてみて下さい。

【最新版CompizFusionの導入】

最初から入っているCompizは,機能が限られているので,最新版を入れてみましょう。

STEP 1
まず,Compiz関連のパッケージを削除します。

$ su
# yum remove compiz*


以下の作業は,rootで実行します。

STEP 2
最新版CompizFusionの配布先のリポジトリを追加します。

# rpm -Uvh http://www.dfm.uninsubria.it/compiz/fusion/10/i386/compiz-fusion-release-1-6.noarch.rpm
# yum update


STEP 3
最新版CompizFusionをインストールします。CompizConfig設定マネージャ, Emerald, Fusion Iconもついでに入れてしまいましょう。

# yum install compiz-gnome fusion-icon-gtk compiz-fusion-plugins-* compiz-bcop ccsm emerald-themes compizconfig-backend-gconf


これで,cubemodelscreensaverpeekという最新のプラグインも同時にインストールできます。

STEP 4
Fusion IconでCompizFusionを起動してみましょう。

Gnomeメニューのアプリケーション>システムツール>Compiz Fusion Icon
を選択すれば,上部パネルの右側に水色のアイコンが表示され,CompizFusionが実行されるはずです。

このアイコンを右クリックして現れるメニューのSettings Managerという項目でCCSMが起動し,Select Window Managerという項目で,Compizと通常のMetcityを選択することができます。

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